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和室に縁側を設けるメリット(リノベーション後のビフォー&アフター写真も)

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こんにちわ!yukkyです!

yukky家族は、築40年の中古物件を購入し、リノベーションをして住んでいます。

築40年ともなると時代にそぐわない間取りや設備がそこかしこにみられます。

縁側もその一つと思われる方もいるかもしれませんが、
私は縁側は昔の人の知恵が詰まった活用用途の多い場所だと思っています(^^)
縁側には魅力がたくさん!  

それでは縁側があると、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

画像:photoAC

縁側のメリット

室内環境を快適に、省エネ効果も

縁側は夏場の直射日光を遮り、室内温度が上がるのを防いでくれるので、冷房費の節約になります。

また、冬場には外から入る冷気を遮り、日光が入る陽だまり空間としてサンルームのような役割も果たしてくれます。

実際に夏場縁側とつながっている和室は、障子を開けて縁側に入るとムワッと暑い空気を感じますが、障子で遮っているので縁側の空気が直接和室に入ってきません。冷房をつけていれば普段過ごす和室空間は快適性を維持できます。

画像:photoAC

また、冬場は脱衣所では乾きにくい厚めの衣類を朝縁側に干すと、夕方にはカラッと乾いているので洗濯物を干す場所としても重宝します。
雨の日など天候に関係なく干せるのもいいですね!

庭の植栽や窓の外の景色を楽しめる

縁側の外はお庭というお宅が多いのではないでしょうか?純和風のお家だと、縁側の向こうはキレイに手入れされた坪庭があったりしますよね。

画像:photoAC


お庭から植栽や借景を楽しむことができ、季節の移り変わりを感じることができます。

我が家の縁側の外は人工芝生ですが、縁側越しに緑が見える風景は心地がいいものです。

庭と室内を繋ぐ空間として

家の庭でキャンプやバーベキュー、スイカ割り、プールなど
お家アウトドアを楽しむ際にも縁側はとても便利です

画像:photoAC

アウトドアに必要なものを縁側に運び、そこから物の受け渡しができます。

玄関から靴を履いて出る必要がないのでスムーズな受け渡しが可能です。

暑いときは縁側から家に入り涼むこともできます(^^♪

色々な用途で使用可能。使い方は無限大∞

我が家では主に洗濯物干し場や子ども部屋に入りきらないオモチャや季節の飾りものの収納場所などに利用しています。

また、私の家事室としても活躍してくれています。

使い方の可能性は∞なので、家族の用途に合わせて柔軟に使用できることが縁側の良さです

縁側のデメリット

プライバシーの確保と防犯面で注意が必要

縁側は庭に面している場合が多いので、景色がよく見えるよう開口部を広くとることも多いです。それでは外から家の中が丸見え!ということも…。

部屋の中が丸見えではプライバシーがなくなるので、部屋の中が見えないような工夫が必要です。

縁側分のスペースが必要

縁側をつくるとなると、その分のスペースが必要となってきます。

縁側をつくったために、居住空間が狭くなり普段よく過ごす場所での空間が居心地の悪い場所になると元も子もないので、居住空間の面積との兼ね合いを考えて縁側スペースを確保する必要があります。

我が家の縁側ビフォー&アフター

剥がした畳が積み上げられていますが(;´∀`)
南向きの窓からお日様の光がたくさん入ってきます。

窓の開口も広く、夏はいい風が入ってきて心地がよかったのですが、冬は寒いのが難点でした。

耐震性と冬の寒さ対策として、開口部の窓を小さくしてもらいました。
そのおかげで、壁の面積が広くなり、耐震性が上がったのはもちろん、収納力もUPしたので、困ったときの物置き場としても使えます!

冬の寒さも開口部を小さくしたことで少しは抑えられているのではないかと思います。

我が家の縁側の使い方

家事室として

アイロン部屋

我が家には家事室がありません。作ることが間取り上難しかったので諦めました(>_<)

なので、週に一度は必ず使うアイロンを使う場所を設けました。

アイロンをする場所がなかったので、縁側に設けましたが、

週末、縁側に取り付けたホスクリーンで子どもたちの給食エプロンや制服を干す→アイロンをかける→隣の和室(子供部屋)にポイッと投げる→子ども達が各々月曜セットに片付ける

といった流れができ、ほとんど動かず完結できます(^^♪

ランドリールーム

普段、布団は外で干していますが、雨天時など天候が不安定な時は縁側を利用します。

ホスクリーンと布団物干しのダブル使いで天候に関係なくいつでも洗濯ができます(^^♪

賃貸時代はリビングのカーテンレールに吊ったりしていたこともありますが、見た目が…。
くつろぐ生活空間ではできるだけ洗濯物は見えないようにしたいですよね。

天候に関係なく干せる場所があると天気の心配をしなくていいので、心にも余裕が(^^)

物置場所

和室の子供部屋に置ききれなかった2軍のオモチャを置く場所として活用しています。

またお雛様やこいのぼりなどイベントで使う物もこちらに。

見た目がよろしくないので、お客様が来たときは障子を閉めておくとスッキリ✨

庭と繋がる場所

縁側の向こうはお庭。

縁側から庭への出入りができ、子ども達が遊ぶ様子も見えます。

バーベキューのときなどは、外に出なくても中から食材を手渡せて便利です(^^♪

まとめ

我が家の縁側の使い方やリノベーション前後のビフォー&アフター写真を紹介しましたが、いかがでしたか?

築古の物件だったので縁側があったのでそれを残し、使いやすくリノベーションしたのですが、やって良かったリノベーションの一つです☆

それぞれの家庭に合わせた使い道を色々と考えられるのも縁側の魅力かなと思います。
メリットたくさんの縁側!古い家をリノベーションされる方も新築で建てられる方も是非検討してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪